カサカサ乾燥肌のミカタ!

カサカサ肌や乾燥肌に悩みがある方に向けて、正しいスキンケア知識や効果がある美肌グッズを紹介しています。

乾燥肌を美肌へ

スキンケアの「保湿」正しい知識ありますか?間違いだらけの保湿方法5つ

スキンケアの基本である保湿の正しい知識をあなたは知っていますか?実を言うと私はあまり知りませんでした。

 

通常、肌のうるおいが失われるとバリア機能が低下し肌荒れや老化の原因になります。つまり、保湿がスキンケアの要といえます。

 

保湿をするには「化粧水をたっぷりつければ良い」という考え方はその場限りの応急処置のようなものです。

 

一時的に肌が保湿されても時間が経過すればすぐに肌は乾燥します。しっかり肌をうるおすには、水分を補充するだけの保湿だけでなく肌そのものを乾燥しにくい肌にすることが重要です。

あなたがやりがちな間違いだらけの保湿方法5つ

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1.化粧水を多く使用する

化粧水だけではバリア機能が働いて肌はうるおいません。

 

化粧水の構成成分はほとんど水です。この水は肌の奥まで入らずにほとんどが蒸発していきます。これは角層のバリア機能が働いているからです。

 

浸透したとしても角層の2層目ほどまで。これではすぐに水分が蒸発し、保湿を保てません。

 

化粧水配合パックやシートマスクなどで「化粧水を浸透」させようと試みるかたもいますが、それもほとんど効果はありません。

2.「乳液でフタ」は意味が無い

乳液の主成分は油分です。しかし、油分を多く塗ったとしても肌の保湿物質であるセラミドや水分を保持する物質が無ければ効果はありません。

 

なぜなら、保湿力のない油分を塗ったとしても僅かな隙間から水分はどんどん蒸発してしまうからです。 

 

乳液は水分50~70%と油分10~20%で構成されています。そもそも水分の方が構成比率が多いため水分の蒸発を防ぐ役割はほとんどありません。

 

しかし、セラミドや水分を保持する物質が入った乳液なら保湿効果はあります。その場合でも乳液でフタをする訳ではなく、セラミドに水分を保つ働きがあるからです。

3.化粧水の後にしっとりするのは一時的

化粧水をつけた後は、肌が水分に溢れていてしっとりしているような気がしますよね。

 

しかし、一時的に保湿されても時間がたつと化粧水の水分はほとんどが蒸発していしまします。それどころか過度の化粧水の使用は水分が蒸発するときに元々の肌の水分も蒸発してしまう可能性があります。

 

化粧水のほとんどは水分で構成されているため、つけた直後はしっとりするけど実際にはほとんど効果はありません。

4.オイリー肌・大人ニキビにも保湿は必要

オイリー肌や大人ニキビに悩んでいる方は、肌のベタつきやニキビの悪化を恐れて化粧水のみ使用して保湿物質が入っている乳液を使用しない方がほとんどです。

 

化粧水のみですとほとんどの水分は蒸発し、保湿物質を含んだ乳液をつけない状態ですと肌の水分はどんどん減少し肌荒れや過度の油分が出てしまう原因になります。

5.保湿成分配合の洗顔料は全く意味が無い

ドラッグストアなどで販売されている安価な市販の洗顔料には、よく保湿成分配合という謳い文句がついています。よくあるものだと「さっぱりタイプ」「しっとりタイプ」

 

しっとりタイプには油分が多く含まれており、洗顔後に肌がしっとりと感じます。

しかし、洗顔後の肌の毛穴に油分が残るためニキビの原因になったり、その後の化粧水の浸透率を下げてしまいます。

 

洗顔料を選ぶ際にはなるべく市販の安価なものは避け、洗顔に特化した(保湿成分などがない)ものを選びましょう。 

保湿した「つもり」になっていませんか?

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あなたは日々の間違ったスキンケアで保湿したつもりになってはいませんか?

 

保湿とは文字どおり肌の水分を適度に維持するためのスキンケアのことですが、正しい保湿方法を知らない方も大勢います。

 

健康な肌の角層には約20〜30%もの水分が含まれていますが、20%以下になるといわゆる「乾燥肌」になります。

特に冬場や乾燥する時期には角層の水分が急激に蒸発しやすくなるので注意が必要です。

 

「肌がつっぱっているな」と自覚症状が出てきたときには、肌の水分は10%になっていることも。乾燥肌にならないように肌の保湿のスキンケアを正しい方法で行いましょう。

 

基本的に人間の肌は元々水分を維持する機能があります。しかしその機能は年齢が重なるにつれて低下するので、加齢してる方こそその機能を補ってあげましょう。

 化粧水=保湿ではない

 よく化粧水を多く与えること=肌の保湿と捉えられがちですが、実は間違っています。水そのものを肌に与えてもすぐに蒸発してしまうのであまり効果はありません。

「では化粧水のあとに乳液でフタをすればカンペキ!」と思う方もいるかもしれませんが、油分(乳液)の保湿力はそれほど高くありません。

肌を本当に保湿するには、対外から水分を吸収するのではなく体内からの水分で補うことです。

では、どのように体内から保湿すればいいのでしょうか。まずは「肌がうるおう仕組み」から順を追って説明していきます。

肌がうるおう仕組みとは?

肌がうるおうとは、「保湿物質」を体自らが自製し角層内に水分を蓄えておける状態のことです。

 

 保湿成分が正常に体内で生成されていれば、最悪湿度が0になっても肌から水分は蒸発しません。しかし、保湿成分をつくる力が弱まると、肌の水分はみるみるうちに蒸発してしまいます。

水分を守る「セラミド」が大事

角層の水分を守っている物質は「皮脂」「天然保湿因子」「セラミドなど」があります。これら3つの物質が互いに協力しながら肌の保湿を守っています。

 

角層のうち80%はセラミドなどの物質、16%程度が天然保湿因子、残りの4%ほどが皮脂です。

 

皮脂が水分を守る役割は4%と非常に少なく、そのため肌の表面の皮脂に化粧水や乳液でどんなに保湿してもあまり効果はありません。

 

水分を保湿する最大のカギは角層の水分を守る物質の80%を占める「セラミド」です。

セラミドは水分をサンドイッチ状にはさみ込む性質をもち、水分を一度捕まえると湿度が0%になっても保湿させないまさに保湿のスペシャリストです。

 

つまり、セラミドを多く含んだ肌はうるおいがたっぷりある美しい肌なのです。子供や赤ちゃんが美肌なのはセラミドの量が豊富だからです。

保湿の決め手「セラミド」は「セラミド配合化粧水」が効果的

不足しがちなセラミドは化粧品で整えることが一番効率が良いです。

 

角層の中で一番重要な保湿の役割を持つセラミドは、加齢する毎に減ってしまいます。

 

セラミドは肌の新陳代謝の過程でつくられる物質なので、赤ちゃん時代が一番豊富で年をとると新陳代謝が悪くなりどんどん少なくなってしまいます。

 

また、セラミドコレステロールに似た物質から作られますが、残念ながら直にセラミドを摂取することは難しく、加齢した体から作り出すことも非常に困難です。

 

そこで、簡単にセラミドを摂取できる「セラミド配合化粧品」の使用を強くおすすめします。これを使えば確実に肌の水分量を増やすことができるからです。

セラミド配合化粧品の効果的な選び方

肌の保湿を促す物質の「セラミド」は水溶性の物質では無いため、化粧水ではなく美容液や乳液に配合されています。

 

また、セラミドといっても種類が様々ありますので注意しましょう。

植物由来のものが最近は流行っていますが、何よりも大事なのは人間の肌に近い組成であるかどうかです。

そのため、植物性=肌に優しそう。という考えで選ぶとあまり効果がない場合があります。

 

人間の皮膚には6種類のセラミドで構成されていて、そのうち保湿力に優れているセラミド1.2.3のどれかが配合されている乳液・美容液を選びましょう。

 

セラミドは比較的効果な原料なため、効果的なセラミドが配合されていない類似品も多く出回っています。

なので、間違っても安価なセラミド乳液を見つけたからといってすぐに購入はしないようにしましょう。

おすすめのセラミド配合化粧品

①株式会社エトヴォス セラミディアルモイスチャー

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 お試し価格:1,900円

内容量:クリアソープバー10g、モイスチャライジングローション(化粧水)30g、モイスチャライジングセラム10g、モイスチャライジングクリーム(保湿クリーム)5g

成分ヒト型セラミドセラミド1・2・3・5・6、アミノ酸ヒアルロン酸など

特徴:初心者におすすめの美肌見直しセットです。株式会社エトヴォスの製品は非常に評判が高いため、肌にお悩みの方は一度試す価値は高いです。

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